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「いけね、コロッケ踏んじゃった。」
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前田利家の大規模邸宅確認 佐賀、名護屋城の陣跡

豊臣秀吉が朝鮮出兵(1592-98年)の拠点にした名護屋城(佐賀県唐津市鎮西町)の
近くに有力大名の前田利家が置いた陣跡(国特別史跡)の発掘調査がこのほど終了。
今回の調査で利家の大規模な邸宅跡が確認された。
調査した県立名護屋城博物館によると、利家は1592年から93年まで滞在。
敷地面積約3000平方メートルの邸宅跡からは、
住居とみられるL字形の建物跡(約135平方メートル)のほか、トイレや井戸の跡も出土し、
各設備の配置が推測できるという。
秀吉を迎えて茶会を開いたといわれる茶室の跡は確認できなかった。

「遊撃丸  海に浮かぶ馬渡島」だそうで。











(画像は呼子ネット観光案内より)

wikipedia名護屋城」によりますと、この城って
・元々の地元領主の城を接収。かわいそう。
名護屋氏ってその後どこいったんだろう?
・五~八ヶ月で急造
・なのに5重7階の天守がそびえて
・秀吉デフォの金箔瓦ですよ。
・諸大名の豪勢な屋敷が峰々に隙間なく立ち並び
・で、一年ほど使って廃棄。
あとから来た寺沢くんは別の場所に築城。


ま、大規模な都市開発はできそうにないですからね。
寺沢君の判断も正しい。
大量の諸大名屋敷とか貰っても、使い道困るし…。

しかしこの時代の(秀吉の)土木・建築力って本当に凄まじいなぁ。
おまけに北は津軽から南は島津まで、全国の大名がご近所に同居。
狭い狭い。
【名護屋城周辺の諸大名陣跡図】
これ見るたびに思うのが、意外な人が遠めに屋敷を構えてたりして、
なんか微妙な配置ですやね。
少なくとも、「前田利家が一番で、次家康ね」は
なんかすごく如実に表現してる気がするのですけれど。

秀吉はここへ全国の勢力押し込むことで、
「お前ら仲良くしろよ」的な、
いわゆる”合宿生活から共同体意識”を作ろうとしてたんじゃないかな。
おまけに共通の敵を作ることで、結束意識を高めよう、と。
(戦費捻出でみんなフトコロが寒くなるし)

この陣中にいる間、諸大名は盛んに交流を行って、
とある田舎大名が田舎っぷりで恥をかいたり、
逆に欝になっちゃう奴もいたりして、
でもかなり盛んに前述の予測通りの諸大名交流が行われています。

家康の屋敷址からは茶室が発見されています。
茶の湯自体に家康はあんまり興味なかったはずなんですけど、
秀吉政権時代は結構茶会を開いています。
それはひとえに「茶会やるからきてねー」「いくいくー」で、
親睦・・・というか政治的ななにか、があって、
それはつまり”有効活用できる”と思っていたのでしょうね。
ほんとはあんまり好きじゃないんだけど、
取引先との親睦でゴルフコンペ開催、みたいな。
自分が天下人になると、茶の湯政治はぷっつりやめちゃいます。
やっぱりあんまり好きじゃなかったらしい。

で、秀吉の思惑通りみんな仲良くなったはいいのですが、
仲良くなり方にもいわゆる好き嫌い…派閥がございまして…
結果的に「家康派」とか「豊臣閣僚派」「利家派」みたいな
グループができちゃってそれがまた関が原などへの布石と…。

「人が三人集まると、派閥ができる」

秀吉作戦、失敗。


あ、ついでに画像拝借したサイトから
名護屋城内の様子その1
名護屋城内の様子その2
呼子ネット観光案内より)
地元観光振興はいいことだ、うんうん。
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再炎上。

再炎上

◇「井伊の赤備え」イメージ

国宝・彦根城天守閣の形に並べたロウソクなど赤キャンドル2万灯を灯(とも)す
年越しイベント「ひこね夢一会」が31日夜~来年1月1日未明、
彦根市の彦根城域内・金亀公園一帯で行われる。

Yahoo!ニュース


・・・懲りよう、彦根、な。
準備しちゃってたのかもしれないけれど、やっぱ炎上してるっぽいぞ。
って言うか前回はライトアップだったけど、今度はファイヤーだぞ。

ちなみに世田谷区は豪徳寺にも、ひこにゃんのポスター貼ってあった。
豪徳寺は井伊家の菩提寺。
しかし豪徳寺あたりから彦根観光に行こうという人も
なかなか少数派ではないだろうかと。

ひこにゃんって?という人は以下を参照。
国宝・彦根城築城400年祭

彦根城 炎上? 赤色ライトアップ不評 「白」に戻す
SankeiWeb社会面より抜粋)


来年築城400年を迎える国宝・彦根城(滋賀県彦根市)で、
今秋から天守閣を赤くライトアップする試みが行われたが、

炎上をイメージさせる」

などの市民 の反対意見を理由に、通常の白いライトアップに変更された。
城は同市のシンボルで、関係者は
「『彦根のお城は見慣れた白でなければ』
という市民の声を大切 にしたい」
と話している。

sankei web

赤つーか、ピンクエロス城みたくなってるし…。


一応、

> 赤いライトアップは、来年3月に開幕予定の「国宝・彦根城築城400年祭」
>のプレイベントとして、同市職員が中心となった実行委員会が11月中旬から
>今 月31日まで実施。
>城主だった彦根藩井伊家の甲冑(かっちゅう)の色「赤」をイメージするように、
>投光器に赤いフィルターをかけて天守閣を赤く照らしてい た。
(同記事より抜粋)

という理由もあるのです。
「赤備えだし、いいんじゃね?」と考えた末にやったら不評、って悲しいなあ。
山県が泣くぞ。

でも、どこもかしこもライトアップライトアップってアホかと。
なんでも照らしたら美しい、ってそれ昭和時代の発想だよ。
彦根城の立地条件ならむしろ「ライトダウン」をしろ、と言いたい。
満月の夜を狙って、全ての灯りを切るんですよ。
そうしたらきっと、
あの城は月明かりに浮かび上がってさぞや綺麗にみえるはず。

物理的に無理?ブレーカー落とせばいいじゃん。
市役所に市の元締めブレーカーが多分ある。それ落とせ。
それぐらいないと市役所とは言えない。
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