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「いけね、コロッケ踏んじゃった。」
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<幻の金魚>60年前に絶滅…近畿大教授ら復活に取り組む 2月4日

関西を中心に流行しながら約60年前に絶滅した、その名も「オオサカランチュウ」を
復活させようと、近畿大農学部水産学科(奈良市)の上野紘一教授(65)=水産生物学=が
取り組んでいる。
高級金魚「ランチュウ」の一種で、今も愛好家が品種交配で追い求め人気の金魚。
「写真があれば本物の色合いが分かる。標本があればDNAの解析も可能」と、
最新のバイオ技術の利用も視野に、協力者を募っている。

「資料が少なく、本物にどこまで近づいているか確かめるすべもない状態」(上野教授)。
標本があればDNA解析で、どの品種から分化したかを分析できる可能性もあるという。
問い合わせは上野研究室(0742・43・6343)。

( 元記事は毎日新聞殿より抜粋)
きんぎょ



不詳、私、画像ならさておき、
「金魚の標本」
なるものを見たことがないのですが。
マニアは標本も持ってるのですか?


金魚は美しい。
本当に、そんなランチュウとか言わなくても、
普通の和金や琉金で充分美しい。

金魚の画像や、店頭で動くさまを見ているとなんとも
心奪われるというか、ものすごく愛好したくなるのです。
奴等には、日本の美意識をくすぐる「なにか」があるのです。
でも、
どうもちょっと調べただけでもあの趣味世界は「魔道」らしく、
金魚を趣味にしようと思うと「人生=金魚道楽」ぐらいに
なってしまうらしい。
怖ー。
だからあんまり見ないことにしているのです。画像すらも。
でも、はらりはらりと泳ぐ姿を眺めると、
その気持ちもわからなくはない、と思ってしまう。
魔性の魚ですよ。

で、ここでオオサカランチュウについて調べてみる。

・「Wikipedia キンギョ」内のオオサカランチュウ項目
   長い。それだけ愛好家の熱がこもってるのだと思われる。

・「お魚館」殿内のおおさからんちゅう紹介(画像あり)
  これは件のオオサカランチュウではなく、
幻を蘇らせよう、という愛好家が作っている現代版大阪ランチュウらしい。


うおー、「津軽錦 」なんて品種がいるのか。
年齢と共に色が変わる・・・うわやべちょっと・・・
いや、いい。・・・いやしかし・・・でもいい。いかん、魔道に堕ちる・・・。


それはさておき、「昔の写真は一枚もない」のが現状なのですな。

案外と、「じーさんが愛好家だった」みたいな家に、
こっそりあるのかもしれないけれどね。
その子孫は誰も、その価値に気がついていないだけで。

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【西方見聞録】現代の「受難」後継者難
( mytown.asahi.com長崎より抜粋 )



生月島の隠れキリシタン

平戸市の生月島で長く受け継がれてきた「隠れキリシタン」が、
かつてない「受難」の時代を迎えている。
かつて先進的な巻き網漁で栄え、「過疎のない島」とも呼ばれたが、
近年の漁業不振で急速に人口が減少。
集落ごとの隠れキリシタン組織は後継者不足に悩み、
多くが解散の道を選んだ。
江戸幕府の弾圧を耐え忍んだ固有の文化が今、
存続の危機にひんしている。


--------------------------------------------------

生月島観光協会

・・・ということですが、
まぁ伝統文化の後継者不足なんて、どこも一緒ですけれどね。
祭りが中止になった。今はもう謡えない地域民謡。
なんて話、どこでも聞くからね。
過疎化と、国民&国の無理解と、あとはなんだ。
滅び行くものはしょうがないよ、
と言い捨てることもできる人もいるだろうしね。

世界最古の宗教・ゾロアスター教が、信者激減で
近いうち滅びるだろう、と言われてるらしい。
有史以前から管理してる「聖なる火」とか、どうするんだろ?と
ちょっと余計な不安を抱いたりもする。
いやいや、余計じゃないぞ。歴史遺産は人類共通の財産だぞ。

長崎のキリシタン偽装(笑)神社


あと、長崎くんちで有名な諏訪神社の社殿に同居する
森崎神社は、実はキリシタン合祀説があるらしい。

昔、五島列島の小さな教会を巡った時は、
その風景や地域への溶け込み方に、ああ素晴らしく美しいなぁ、
と妙に感動したりもしたし、

福江島観光協会HPより

隠れキリシタン信仰自体をいまさらどうこう言うつもりもなし。
しかし、
この記事のこの、〆の文章がもうね・・・


>殉教者たちのために、形を変えてでも、したたかに心の中で信仰を守る。
>「反権力」のお手本を見た気がした。


>「反権力」のお手本を見た気がした。


    _, ._
( ゚ Д゚)  ・・・朝日・・・?

府文化財に2件 キリシタン墓碑・大広寺

府教委は18日、府指定文化財に、四條畷市の千光寺跡から出土した
国内最古級とされる安土桃山時代の
「田原礼幡(レイマン)キリシタン墓碑」=写真、府教委提供=
と、池田市にある大広寺の建物(本堂など6棟)を新たに指定する、
と発表した。今回の指定で府の文化財は461件になる。




キリシタン墓碑は将棋の駒に似た五角形で、
表面には十字架とアルファベットの「H」、
天正9年(1581年)の日付とともに「礼幡」の銘があった。
付近の領主田原氏の一族で、当時の宣教師、ルイス・フロイスの書簡の
記述にあるキリシタン武士「田原礼幡」の墓碑と見られ、
田原氏ゆかりの千光寺跡から02年に発掘された。

画像・文ともにmytown.asahi.comより

--------------------------------------------------------------------
田原城跡
千光寺遺跡
(四条畷市立たのしい資料館のホームページより)

場所はここかいねぇ。
田原城%%http://maps.google.co.jp/maps?&q=34.718951,135.693833+(%E7%94%B0%E5%8E%9F%E5%9F%8E)&hl=ja&ie=UTF8&z=16%%34.718951%%135.693833%%16


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つーわけで雑感をつらつらと。
Hに十字って事は、武闘派集団・イエズス会かな。
いやしかし、この人、経歴が寂しいんだよね。

wikipedia 田原城

ほら、寂しい経歴でしょ…。
でもこの人、洗礼を受けた日時(きっかけ)とかはわかってるらしい。
まぁ歴史って織田信長だけのもんじゃないし。
一部の天下人や権力者、著名人を除いた、
中堅や下っ端、負け組、果ては町人農民庶民のほうが
はるかに多いわけで。

この頃の河内国はなんだか切支丹大名ブームで、
堺なんかも近いからまぁしょうがないとして、
なによりキリシタン大名は結束が固いし、
キリシタン同志のサークル的なノリもあったから、
河内在住なら入ったほうが得だったかもね。
しかし洗礼名のレイマン(ライマン)ってのはすこしかっこいいな、と。
当方キリシタンではないのですが、この洗礼名ってのは
好きなの選べるのかな?
で、この人の場合は漢字表記にしちゃってるけど、
生前もこれで通していたんでしょうか?
そういう例って、内藤如安ぐらいしか知りませんけれど。

あ、あれもそうだ。明石全登。
大坂の陣の際、十字の旗をすらりと掲げて、
キリシタン軍数百をひきつれて、堂々入城したあの人。
あの人洗礼名がジュストらしいので、
ジュスト→ジェスト→ぜんとー→全登
だと思ってるんですが、合ってるよな…うん…多分。
どうなんだ?不安になってきた。あとで調べる。


洗礼名といえば、かなり無名なこの人たちが、ちょっと好き。
同じ河内の

河内三箇城跡(wolfpac.press.ne.jp)

の、三箇サンチョ・三箇マンショ親子。
サンチョにマンショだよ。
陽気なメキシカンかっつーの。

でもマイナーすぎる上に、
この人らもあれか、負け組、か・・・

信長に気に入られるほどの人物
→光秀に加担→所領追われる→筒井定次に拾われる
→秀吉の甥に仕官(キリシタンコネ?)→秀吉に嫌われる
→小西行長に仕官(キリシタンコネ?)→関が原で小西家没落

なにか、なにかどこかで、歯車狂ってるんだよね…
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